20代でも整体が必要なのか?若い患者さんに増えている慢性不調

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最近ふと感じたことですが、

僕のところに来てくれる患者さんは若い方が多いなと。

整体に通うのは40〜50代の方が多いというイメージを持っていましたし、実際に臨床に出てからもその印象は変わらず、40代以降の方が圧倒的に多かったです。

もちろん若い人も来てはいましたが、「思ったよりいるんだな」くらいの感覚でした。

でも、今は違います。

僕の院に来てくれる患者さんの半分以上は20代。

これはちょっと意外でした。

もしかすると他の整体院でも同じような傾向があるのかもしれません。

それだけ、年齢に関係なく不調に悩む人が増えているんだと思います。


以前診た患者さんの例を挙げると…

・19歳男性(大学生)

腰椎椎間板ヘルニアの診断を受けていました。

腰を曲げるとすぐにしびれが出て、日常生活に支障が出るほど困っていたそうです。

徒手検査で「SLRテスト(下肢伸展挙上テスト)」という方法があります。

足を持ち上げたときに坐骨神経の領域に放散痛が出れば陽性となる検査で、通常は30〜70度で痛みが出ます。

ところが、その患者さんはわずか10度で放散痛がありました。

これは一般的に「強陽性」とされる状態で、かなり重度。

しかも19歳という若さで、ここまで強い腰椎椎間板ヘルニアを抱えていたのです。

・23歳女性(医療関係のお仕事)

「機能性ディスペプシア」という診断を受けた状態で来院されました。

これは、検査では異常がないのに「胃もたれ・少量での満腹感・みぞおちの痛み」などが続く状態のことです。

その方は小鉢2つ分しか食べられず、水を飲むのも嘔吐を繰り返しながらやっと、というかなりつらい状態でした。


このように、若いからといって必ず健康でいられるわけではありません。

むしろ、スマホやデスクワークの影響で、20代でも慢性的な症状を抱える方が増えています。

身体は「壊れてから治す」よりも、「違和感のうちに整える」方が改善がとても早いです。

だからこそ「まだ若いから大丈夫」と思わず、違和感を感じた段階で専門家に相談してみるのが大切です。

もしあなたが整体での改善を希望されるなら、僕のところにも気軽に頼ってくださいね。


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